◆ 老子小話 VOL 167 (2004.1.24配信)
天地不仁、以萬物爲芻狗。
<第五章>
(天地は仁ならず、萬物を以って芻狗(すうく)と為す。)
天は無慈悲で、万物を「わらの犬」のように扱う。
不要になれば捨ててしまう。仁という愛に溺れることなく、
道(天地)は、全てを差別なく包み込む。
自然の永遠の循環の中で、人間をとらえようとする、
スケールの大きさが老子の魅力である。
記:有無相生
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