◆老子小話 VOL 166 (2004.1.17配信)

道冲、而用之或不盈。

<第四章>

(道は冲(むな)しきも、これを用うれば、

つねに盈(み)たず。)

道は空っぽの器であり、いくら注いでも決して

あふれない。人生を旅人の道にたとえるなら、

手ぶらの旅が道中の景色が一番美しく見える

はず。荷物が多いと景色を味わう余裕さえ失う。

記:有無相生

 

 

戻る