◆老子小話 VOL 155 (2003.11.01配信)

夫代大匠■者、希有不傷其手矣。

<第七十四章>

(大匠に代りて削る者は、 其の手を

傷つけざるもの有ること希(まれ)なり。)

大工の名人は木の本性を知っているから、

それに逆らわずに上手に木を削れる。

素人が無理やり削ろうとしても、手を

傷つけるのが落ちである。

道に倣えとは争わずに事を為すことのようだ。

記:有無相生

 

 

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