治大國、若烹小鮮。
<第六十章>
(大國を治むるは、小鮮を烹(に)るが若し。)
小魚を煮る時、勢いよくかき混ぜると、骨も身も
ばらばらになってしまう。どんな組織だって、
一人一人の人間の集合である。
うまく動かすには、一人一人の心を捉えて静かに
ゆっくりと動かしたい。
無理に動かせばばらばらになる。
記:有無相生
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