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No.1 と Only one

「No.1にならなくてもいい,もともと特別な Only one」

とある曲の歌い出しです。

これ,結構共感できます。
人間は,それぞれ持っているベクトルが異なるので,各個人そのものを同じ物差しで測るのは個人的にはナンセンスだと思います。

でも,同じ曲中の
「それなのに僕ら人間は,どうしてこうも比べたがる?一人一人違うのにその中で一番になりたがる?」
という行は,あまり共感できません。

「特別なOnly one」とは,言うなれば「個性」だと考えます。

「個性」というのは,他人と比べるから「個性」なんですよね。
比べるからこそ,各々のベクトルの違いを認識できるのだと思います。

別に競争原理主義者ではないですが,ある特定の尺度で測る場合,「一番になりたがる」ということも重要だと思います。

無論,先述したように全体を同じ尺度で測るのはナンセンスですが。

殆どの人間は,「一番になりたがる」という競争意識があるからこそ成長するわけですから。

競争意識がなく,努力できる人間も稀にいるかもしれませんが,そんな精神の強い人はごく一部だと私は思います。

「比べること」,「一番を目指すこと」の弊害は,分かっていますが,利点があることも事実です。

要は,自分の持っている幾つかの要素を他と比較し,それを洗練するために努力し,最終的に自らのベクトルを「特別なOnly One」と自負できるようにすることが重要なんだと思います。

そんなことを思った1曲でした。
※1 歌詞はそういうことを言ってるのだよ!と思う方々へ,読解力のない私でごめんなさいm(_ _)m

※2 なんだかんだ言いながら,良い曲だと思ってますよ,ホロッと来るしね。
これで,歌声に説得力があれば文句なしなんですけどね(笑)