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8月21日
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翌朝8時25分の関空行きの飛行機に乗るためには,大体6時に家を出なければならない。
ということで前日は早めに寝る。
しかし,チキンな私は「はっ!寝過ごしたか!?」と2時間ごとに目が覚める;;;;
無事に5時半に起きて6時過ぎに出発。
予定通り7時頃には福岡空港に着き,空港で買ったおにぎりを食べながら関空行きの飛行機を待つ。
飛行機は9時半頃には関空に到着。
乗り継ぎ場所のデトロイト行きの飛行機は13時50分発。
流石におにぎり一つでは空腹で,空港内でラーメンを食べ,出発までの時間を過ごす。
出国審査を経て飛行機に。
デトロイトまではノースウェスト航空の飛行機。
所要時間は約12時間。
この前ロンドンに行ったときは座席ごとに液晶ディスプレイが付いていて,結構楽しめる映画を自由に観ることができた(JALだったと思う)
そのの経験から,「映画を2〜3本観て,寝ればあっという間かな〜」など思い,いざ飛行機に乗ってみると,座席にディスプレイが付いてない;;;;
しかも超満員(ToT)
いきなりショックで打ちのめされる。
席に着こうとすると私の隣の席の女の子が荷物を棚に上げようと四苦八苦。
可愛い女の子だったこともあり(笑),「手伝いましょう〜」と荷物を支えると返答は「Thank you」
あれ?っと思い,周りを見渡すと日本人より中国人の方が多いんじゃないか?ってな状態で,ちょっとビックリ。
しばらくすると離陸&飲み物のサービス。
辺り一面の皆がジュースやコーヒーを頼む中,一人私は「ビールください」(笑)
夕食も済んで(因みにご飯がちょっと干からびてた;;;;),しばらくするとアメリカの入国カードと関税申告書が配られる。
私は事前に航空券と一緒に旅行会社から貰って記入しておいたので,特に問題なし。
隣の女の子は持っていないらしく,添乗員にそれらを貰う。
しかし,この入国カードなどは日本人向けに説明が全部日本語で書いているため,その女の子にはちんぷんかんぷん。
しばらく横目で見てたけど,明らかに困っている様子。
そこで,「シートのバックに色んな国用の記入例が載った冊子がありますよ」と教えてあげる。
しかし,私の英語が拙かったのか,いきなり隣の日本人に話しかけられてビックリしたのか黙ったままでそれを見ない。
念のためもう一回「必要ないですか?」と言ってみるが,はにかまれて会話終了。
しかし,明らかに困っている様子。
しばらくして,トイレのために席を外して,戻ってくると,その冊子を見ながら書き直しているその女の子(笑)
きっと会話の終了後,私の言ったことに気付いたんだけど,さっき反応しなかったのに,今その冊子を見たら,ばつが悪いな〜と思いながら,私がどっかに行くのを待っていたんだと思われる。
気にしなくていいのに〜
しばらくするとすることもなくなり,睡眠モードへ。
私の席はその女の子と中国人らしきおっちゃんに挟まれた状態。
窮屈さはあるものの,エア枕を持ってたので,問題なく睡眠。
ところが両隣はその類のグッズを持っていないようで,眠りながらフラフラ状態。
「おっちゃん,私の肩を枕にするんじゃねーぞ;;;;」と思いつつ,たまにこっちに傾いては目を覚ます女の子にはちょっと残念(笑)
そんな緊張感を保ちつつ(笑),飛行機はデトロイトへ到着。
入国審査では,目的を訊かれ「トランジットです」と答えたら,「どこ行くの?」と訊かれる。
で,「カナダのハリファックスってところです」と答えると「それはどこにあるんだ?」と聞き返される。
「そんな場所まで詳しくしらねーよ;;;;」と心の中で思いつつ,「多分トロントの上の方かな?」などとテキトーなことを言う(笑)
入国審査後,荷物を受け取り,乗り継ぎのゲートへ。
そこで,3時間ぐらいぼけーっとして,ハリファックス行きの飛行機へ。
田舎行きの飛行機とあって20〜30人ぐらいしか乗れないようなサイズの飛行機。
2時間ぐらいの飛行中,ほぼ全時間を寝て過ごす。
そして飛行機は21時過ぎにハリファックス空港に到着。
入国審査を終えて,荷物を受け取って,外に出る。
時間が少々遅かったので,「市街地までのバスはないかな?」と思ってたが,チケット売り場に行ってみるとまだあるとのこと。
とりあえず片道切符を買って,バスに乗り込む。
運転手が乗客に「ホテルはどこですか?」と尋ねて回り,自分のホテルを答える。
ところが,私の泊まるホテル(Holiday Inn Select Halifax-Centre)と途中まで名前が一緒のホテル(Holiday Inn Halifax Harborview Dartmouth)があり,最初にそのホテルにバスが停まったため,慌てておりて「ここが Select の方?」と訊く。
「違うよ」と言われ,バスに乗り込み,しばらくすると私と一緒に慌てておりた中東系の人にその辺の地理に詳しそうな若者が「Select はきっと最後に停まるとこだよ」と言っていた。
結局その通り,最後が私の泊まるホテルで,ホテルに着いたのは23時頃。
で,ホテルのチェックイン。
チェックインの時「VISA を持ってるか?」とフロントの人に訊かれる。
「入国審査でもないのに,何でホテルのチェックインで VISA (査証) のことなんて尋ねられるんだ?」と??モードの私は「持ってないです」と答える。
で,「セキュリティに必要なんですけど....」と言うフロント。
さらに「何故,VISA (査証) がセキュリティに関連するんだ?」と思い,??モード全開になった私。
そしたら「アメリカン・エキスプレスでもいいですよ」と言われ,やっと私は VISA (査証)と VISA カードを間違えていることに気付く(笑)
「マスターカードでいいですか?」と答えるが,ここでもう一つ?モード。
ホテル代は旅行会社経由で払ってるはず。
その旨を伝えると,「いや,だから,セキュリティに使うんですってば」ってな感じの返答。
「大丈夫ですよ,これに追加されたりしませんから」と言われ,カードを出したらフランスのホテルでも同じように本人確認の為にカード提示を求められたことを思いだす。
その後,「エレベータは部屋のカードを通さないと動きませんよ」とか「毎朝,簡単な朝食をおいてある部屋があるので,ご自由に使ってください」みたいな説明を受け,チェックインは無事終了(向こうからしてみれば,結構変なやりとりだったはずだが;;;)。
で,部屋にはいると,ベットがでかい!(枕が横に3つ並ぶサイズ)
部屋自体も思ったよりもずいぶん大きい!
で,ふとドアを見るとその部屋の Rate を書いてある紙が貼ってあって,そこに $240 per 1 person みたいなことが書いてる。
「あれ?予約した部屋の値段は $110 ぐらいだったはず。思ったより大きいし,部屋を間違ってないか?....あとで追加料金取られたらヤダ....」とチキン病再発(笑)
フロントに行って「旅行会社に払った価格と部屋に書いてある価格が結構違うんですけど,間違ってません?あれがシングルですか?」と尋ねる。
「あれは標準価格ですから気にしないでください。シングルルームですし,追加料金は掛かりませんから」と言われて,ホッとしながら部屋に戻る。
この時,既に24時前。
夕食を取ってなかったが,流石にくたくたで,次の日の発表練習もしておきたいし,何より開いてる店がないだろう....と思って非常食に持ってきたカロリーメイトで飢えをしのぐ(次の日に気付いたんだが,目の前の SUBWAY が24時間営業だった/笑)。
発表練習をして,シャワーを浴びて,その日は2時ぐらいにおやみなさい。
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8月22日
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朝の8時頃に起床。
朝食を置いてある部屋に行く。
パンやフレーク,フルーツに飲み物などが置いてあり,その中から適当に取って食べる。
8時45分頃には,ホテルを出て,会場の Dalhousie University を目指す。
地図を見る限り,歩いていけそうな距離。
通りの名前を確認しながら,歩いていく。
しばらく歩くと通り沿いの茂みに猫が一匹。
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-- 街で出会った猫 --
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とても手触りのいい毛並みだった。かなり頻繁にブラッシングされている雰囲気。目が合うとすぐに近くまで走ってくるので,顔は撮れず終いなのが残念。薄いグリーンとブルーの中間のような綺麗な瞳の猫だった。
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目があった途端,こっちに跳んでくる。
「撫でて欲しいのか〜」と手を出すと,「撫でて!撫でて〜!」と前足を浮かせて頭を私の手にぐりぐり。
あまりの可愛さに,シェルさんを思いだし,シェルさんに会いたくなる。
その後もしばらく私の後をちょこちょこと付いてきて,途中で自分のテリトリーでなくなったのか「さようなら〜」と見送られた。
その後も迷うことなく,9時過ぎに無事大学に到着。
今回,私は発表が初日と最終日に2回もある。
この日は午後の最後のセッションで発表予定。
他の人の発表は気もそぞろに自分の資料を眺めたりする。
日本人の英語なら大体理解できるな(って気がする/笑)
ネイティブの人のもまあどうにか....(正しく理解できているかは別/爆)
一方,中東系やアジア系の人のはとても聴き取りにくい。
NOVA は役にたってるんだか,たってないんだか....と思いながら,午前中のセッション終了。
昼食の時間。
今回私はひとりぼっち。
会議に来てる日本人も何人かごとにグループがあるようで,そのグループごとに昼食をどこで食べようかと考えている様子。
この世界で結構有名人もいて,ちょっとその輪に加わりたいと思うものの,こっちは顔を知っていても(論文などで見て),向こうは私を知らないわけで,とりあえず,どこに行くのかあとをコソコソと付いていく(笑)
しばらく行くと,中心地のようなところに着いた。
ウロウロしてると HMV を発見。
昼食そっちのけで,お店に入り,CD を物色。
こっちに来る前にたまたま TV で観て気になった Michelle Branch とちょっと前から気になってた NICKELBACK ,そして日本では \3500 もする Metallica の DVD 付き新譜が $16.99 と超お買い得だったし,カナダは日本と同じ NTSC 方式ので,きっと日本でもその DVD が見れるでしょってことで,それらを購入。
HMV をウロウロしてると(そんなに大きかったわけではないが),時間も結構なくなり,昼食は近くにあったマックで。
メニューを見るも,普通のハンバーガーが見あたらず,しょうがないのでビックマックを注文する。
なんだか,日本の方が旨い気がするのは気のせいか?
食べ終わって,会場に帰る。
午後の最初の発表は,私のボスのボスの招待講演(因みにこの人がこの国際会議の創始者)。
そのボスのボスに挨拶をして,今の President に紹介される。
つたない英語で名刺を渡し,ヘボいヒアリングでどうにか会話を乗り切る;;;;
招待講演,その後の発表も終わり,私の番。
発表は20分・質疑は5分ってことになってるが,あまり質疑の5分は厳守されてない雰囲気(ToT)
中途半端な私の説明に,根本的な質問が相次ぐ;;;;
自分のヘボさに凹みながら,その日は終了。
ホテルへ帰る途中,「またあの猫に遇わないかな〜」と思うが,結局最終日まで,あの猫には遭えなかった。
この日の夕食はホテルのレストランで取ることに。
荷物を部屋に置いて,一息ついて,レストランに向かう。
メニューを見ながら,シーフードパスタとビールを注文。
暖かいパンが出てきたり,なかなか美味しいガーリックトーストが出てきたりしたが,肝心のパスタが今一歩(というか不味かった)。
魚介類は海沿いの街ということで,美味しいんだけど,パスタのソースが全然ダメだった。
とても残念。
一通り食べた頃にウェイトレスが「全部揃ってますか?」と訊きに来たので,「メニューに載ってたこれとは違うビールを追加してください」と注文。
そのビールを使ってパスタを流し込む(笑)
その後は,部屋に戻って,TV などを付けてみるが,昨日の疲れがたたってか,ばたんきゅー。
そのまま眠ってしまい,1時頃に目が覚め,シャワーを浴びて,またおやすみなさい。
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8月23日
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前日,虚ろ虚ろなまま夜を過ごしたため,目覚ましを掛けるのを忘れ,起きたら8時50分ごろ。
慌てて,着替える。
朝食は9時までと部屋にあった紙に書いてあったので,「もういいや」と思い,部屋を出る(朝食部屋の前を通りがかったらまだ食べてる人がいたけど)。
会場について,飢えをしのぐために,休憩室に置いてあった菓子パンとコーヒーを飲む。
この日は,特に私には関係のない日。
リスニングの練習!と思いながら人の発表を聴くが,正しく理解できているかどうかは微妙なところ;;;;
お昼時,昨日と同じように私は一人。
昨日の場所まで行けば,他にも食べ物屋さんがあるんだが,ちょっと距離があるので,めんどくさくなり,大学内で生協みたいなのがないかを探す。
しかし,見つからない(本当は会場のすぐ隣にあったんだけど/笑)。
ウロウロしたのち,この日は他の人は違って暑かったこともあって(といっても日本よりは涼しいはず),誰かに「大学内に食堂はありませんか?」と訊こうとキョロキョロする。
で,セキュリティの人がいたので,訊こうとすると,向こうから買い物袋を下げて歩いてくる人を発見。
「おっ,お店があるのか?」とその方向に歩いていく。
しばらく行くとまた買い物袋を下げた人を発見。
ジュースやらスナック菓子やらが入ってる様子。
コンビニみたいなのがあるんだな....と思い,しばらく進むとお店を発見。
そこには,期待してたようなものはあまりなかったけど,もう歩き回るのは面倒だったので,パンとジュースを買って会場に戻って食べる。
午後もしばらく聴講し,最後のセッションのところで,内容を知ってる発表などがあったので,「お土産散策の旅に出るかな〜」とサボりモードに突入。
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-- パブリック・ガーデン --
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沢山の観光客とおそらく地元の人たちがのんびりと過ごしていた。
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とりあえず,会場で貰った周辺地域の地図を手に昨日入った中心地らしきところへ行く。
その近くに名所らしき公園があり,そこを散策。
この日は前述のように,ちょっと暑かったけど,もう少し涼しかったらのんびりできたかも。
公園をぐるっと周り,お土産探しの旅開始。
カナダのお土産と言えば,メイプルシロップかスモークサーモンしか頭にない典型的観光客な私。
近くにあったショッピングモールに入って探すも,普通のモールで,服とかは売ってあるが,お土産を売ってるという雰囲気はない。
ここで,ちょっとお腹がキュルキュルとなり,トイレに行く。
そして,地図を片手に別のモールを探す。
とりあえず,モールが3つ並んでいる場所が地図にあり,そこを目標に歩く。
しかしこの時,なんとお腹がキュルキュルからグルグルに変化し,一触即発モードに(笑)
こんな時は,何故かそのお店が見つからない(ToT)
ここで,このまま探し続けるか,それともさっきの店に戻って(距離は結構ある),とりあえずこの状態をどうにかするか,の決断を迫られる。
しかし,こんな時だけ冒険家な私は(笑),お店を探し続けることを決意。
近くの教会で,結婚式をやっており,普通の状態なら綺麗な情景だから記念に写真でも撮っておこうと思うところだが,そんな余裕はサラサラなく,地図を片手に右往左往する私。
そして,「もう限界かも....」と思ったころ,やっと1つのモールを見つける。
急ぎ足でトイレに向かい,難をしのぐ。
その後は,そのモールを見て回る。
が,やはり,求めている類のものはない。
とりあえず,近くにあるモールを歩き回るが,見つからない。
こりゃ,スーパーとかに行くべきなのかな?などと思い,地図を見るとホテルの近くにスーパーがある雰囲気。
ホテルの方へ歩く。
ホテルに帰る途中にも公園やグランドがチラホラ。
グランドでは,フリスビーを使ったアメフトみたいな競技をあちらこちらでやってる。
そう言えば,昨晩 TV でトランポリンを使ったバスケをやっていた(SLUM GOALとかいう名前だったな)。
なかなか面白そう〜と思いながら,ホテルの前を横切り,スーパーの方向へ。
しばらく歩くと,スーパー発見。
しかし,スーパーに置いてあるのはお土産というよりは,今から調理する材料って感じ(あたりまえだ/笑)
結局見つからず,お土産探しは明日以降へ持ち越し。
ここで,気持ちは夕飯をどうするかに切り替わる。
スーパーを出てさらに奥に進んでみるが,これと言った食べ物屋さんは見つからない。
スーパーに戻って何か惣菜を買って帰ろうかと思うが,これまたパッとしたのがない。
で,近くにピザ屋があったので,そのスーパーでビールを買い,夕食はそれをピザにすることに。
ピザ屋に行き,注文するが,私の発音が悪いからか,注文してるピザの名前を理解してくれない。
結局,「ほら,メニューの一番上のやつ」とかで説明。
注文を理解したら今度は「電話番号をよろしいですか?」と言われる。
「そんなもんねーよ」と思いながら,「いや,電話番号は....」と答える。
でも,「じゃあ,名前を」と言われたので,「持って帰りますよ」と答える。
「でも,名前は教えてください」と言われて,スペルを伝える。
で,「15分ぐらいでできます」と言われ,「ここで待っときますから」と答えてできるまで待つ。
結局10分ぐらいで出来上がり,ホテルまで歩いて帰る。
ホテルにある氷を使ってビールを冷やし,ピザを食べる。
ピザ自体は美味しかったけど,一人で食べるには少なくとも私には多すぎて,半分ぐらいゴミ箱へごめんなさい。
あとは,発表練習をしてみたり,TV を見ながらビールを飲んだりして,おやすみなさい
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8月24日
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この日は,夜,クルージングをしながら宴会ってのがあるけど,基本的に一日自由。
主催側で用意した小旅行に行くっていう選択肢もあったけど,一人で近場をウロウロすることに。
ここで,手持ちが少なくなっていることに気付く。
関空で \20,000 をカナダドルに,トランジットするデトロイトでも多少使うかもと \5,000 を米ドルに両替したが,カナダドルがもうあと \7,000 分ぐらいしかない。
「お土産を買ったりするのはカードを使うにしても,最終日の飛行機が朝早いので,タクシーを使うかもしれないから,もう少し持っておかないと不安だな」と思い,ホテルを出るときにフロントで両替を頼む。
しかし,「米ドルしか扱ってません」と言われ,ショックを受ける。
しかも,「今日は日曜なので,銀行とかは開いてませんから....少なくとも私は今日,円を両替をできるところは知りません。」と追い打ちをかけられる;;;;
で,ショックのあまり,空港バスが早朝でも運行してるかを訊くのを忘れてホテルをでる。
結局,持ち金でどうにか今日を過ごすことに。
最初はホテルの近くにあった自然博物館に行くつもりだったけど,チキンな私は,残金を考え,そこには行かないことに。
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-- シタデル --
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上は,シタデルの内部。建物や城壁の一部が博物館のようになっている。また,旧要塞らしく,辺り一面に大砲が設置されている。右下は入り口にいた衛兵。バッキンガム宮殿のとは比べものにならないが,一応,衛兵交代を観ることができる。左下は12時の大砲どーーーんの図。
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で,当初2番目の目的地だったシタデル(要塞の跡地)に行くことに。
そのシタデルは丘の上にあるんだけど,道なりに進もうとしたら入り口に「一方通行じゃ〜こっちから入るんじゃねー」と書いてる。
多分車のことなんだろうけど,チキンな私は,他の道を探す....
しばらくウロウロしてると,その道をランニングしながら登っていく,地元住民らしき人が....(笑)
「やっぱし入って良かったんだ....」と思い,戻ろうかと思ったら,目の前の芝生を登っていく人たちも発見。
結局,どこから入っても良いってことが分かり,私もそこから丘の上を目指す(笑)
丘の上に着くと料金所があった。
本にはオンシーズンは $6 と書いてあったのに,実際は $9 ;;;;
財布の中が一気に心配になる私。
ここで,同じ国際会議に来ている K 大の人に「同じ会議に参加されてる方ですよね」と声をかけられる。
「そうです,どもーm(_ _)m」と軽く挨拶をして,シタデルの中をフラフラ歩く。
シタデルの中は基本的にはただの空き地(爆)
幾つかある建物の中にそのシタデルに関する資料や軍事博物館みたいなのがあって,そこら辺をとりあえず一周する。
時間は11時半頃。
12 時に大砲をならすイベントがあると本に書いてあったので,とりあえずベンチでぼけーっと待つ。
10 分ぐらい前から「どこであるんだろう....本当にあるのかな?」と広場の中心辺りを眺めてたけど,一向に人が集まる気配がない。
で,ふと塀の上を見ると人だかり(笑)
「ゲッ,上であるのか;;;;」と慌てて城壁に登る。
しかし,登った頃には11時57〜58分辺り;;;;
説明らしきものや,空砲の火薬詰め込み作業などはほぼ終わり,あとは撃つだけって状態(ToT)
案の定,カメラを構えたらどーーーーん(笑)
とりあえず目的は達したので,今度は昨日行かなかったショッピングモールへ行ってみる。
しばらく歩いてそこに付くと,人気がない。
「あれ?もしかしてやってないのかな?」と思い,元々あまり期待してなかったので,そこは断念する。
そして,クルージングの船乗り場を事前に探しておこうと,港へ歩く。
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-- 港の猫 --
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下の写真の直前に海をぼーっと眺めているとても可愛い後ろ姿があったんだけど,カメラを取り出したらアッという間に動いてしまった。
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港をフラフラ歩いてると猫発見。
この前の猫ちゃんに比べると愛想はないが,道行く人々に擦りつき,撫でてもらっては,どっかに行くというのを繰り返している。
で,撫でようかと近づいたら藪の中へ逃げられた(笑)
しばらく歩いて,乗り場を発見。
その奥にお土産屋さんらしきものがあることが分かり,そこに行ってみる。
するとそこにあるではないか!ベタなお土産たちが!!
そこでスモークサーモンとメイプルシロップ入りクッキー(丁寧に日本語で書いてある/笑)を購入。
同じアーケードの中をウロウロしていると,押し花屋さんみたいなのを発見。
何気に入ってみて,ハッと気付いたことが。
カナダの国旗は楓の葉がシンボル。
そこには楓の葉をガラスの板で挟んだ置物が沢山並んでるではないか。
これは,何かの縁だ!と思い,楓ちゃんのお土産に一つ買って帰ることに。
店員に「この葉っぱ,娘の名前なんですよ〜」なんていいながら包んで貰い,「色が変わってしまうから,日光が直接当たるところには置かないようにね。」などのアドバイスを貰ってお店を出る。
で,他の店を見てると楓のマークが入ったキーホルダーを発見。
この前なくしたキーケースの代わりはこれだ!と思い,それも購入。
因みにここの買い物は全部カードで済ませたため,この頃の財布への危機感は随分なくなった(笑)
クルージングは 18時15分が集合時間。
その時はまだ14時台ということもあり,一旦ホテルに荷物を持って帰ることに。
帰りに昨日寄ったモールにあったフードコードで昼食を食べようと考える。
しかし,ここも閉まってる;;;;
そう言えば,海外って,日曜日はこういう類の店は閉まってるんだっけ....この辺が,日本人の感覚じゃあよく分からないな
結局,空腹のままホテルへ帰る
ホテルに帰って,一休み。
ちょっと昼寝をするかと携帯を目覚まし代わりに17時にセットし,ベットでスヤスヤ。
で,しばらくして,「うぅ〜ん,すげー眠った気がする」と目を覚ますと時間は17時50分;;;;
携帯の時計は日本時間のままだということをすっかり忘れていた私は(すなわち私はカナダ時間で朝の5時に鳴るようにセットしていた),慌ててホテルを出る。
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-- フェリーから見た夕焼け --
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これが多分20時過ぎ。実際にはもっと明るく感じた。
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が,どうにか集合時間に間に合う。
ここで,昼間シタデルであった K 大の人に会い,クルージング中は K 大のグループと一緒の席で過ごすことに。
この日は前日と違い肌寒かったが,観光気分を味わえてすっかり満足。
港に戻ってきたのは 20時30分頃。
まだこの時間は比較的明るいので(陽が完全に落ちるのは9時頃),歩いてホテルまで戻る。
ホテルに帰って,フロントに「空港バスで帰る便に間に合うか?」と尋ねると,「大丈夫です」と言われる。
「バスに予約はいりますか?」と尋ねると,「いいえ,いりませんよ」という答えが返ってくる。
バスだと料金は $12 で済むので(タクシーはチップ込みで $45 ぐらいか),ここで一気に財布の中への危機感がなくなる。
その後は,部屋に戻ってシャワーを浴び,発表練習,おやすみなさい。
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8月25日
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8時頃に起床。
朝食を取って,会場へ。
この日にある私の2つめの発表は午前。
ドキドキしながら自分の番を待つ。
で,発表。
この発表では,質問に対する私のリスニングがヘボかった。
最初に質問した人は,多分中東系の人「Do you think *!$*&* #!%& ?」みたいな感じで肝心なところが凄い巻き舌で聞き取れない。
「Pardon」と言っても,全然変わらない巻き舌加減(ToT)
しょうがないので,分かる範囲で質問の内容を推測し,答えるも,不満足そうな表情。
コーヒーブレイクの間に質問してくれた方にもう一度その意図を訊きに行くも,ぼやっと理解できた程度で終わってしまった(ToT)
次の人の質問は,多分日本語でも答えるのに困ったような内容だった。
そんなこんなで,1つ目の発表とは違った意味で凹んで終了。
この時の縁で,私のセッションの座長をしていた T 大の先生が,「今晩,何人かでちょっと高いんだけど美味しいってところにご飯を食べに行くんだけど,一緒に来ない?」と誘われる。
「是非m(_ _)m」と答えて,財布を見るとちょっと高いとこに行ったら,明日バスに乗れない状態なのに気付く(笑)
ここで,手持ちの米ドルをカナダドルに両替したら,どうにかなることに気付く。
会議自体は,自分の発表が終わってしまえば,お気楽なもの。
昼食を2日目には気付かなかったドーナツ&コーヒーショップで取り,16時頃には全ての日程が終了した。
夕食は19時30分にその T 大の先生が泊まっているホテルのロビーで待ち合わせ。
一旦ホテルに帰り,フロントで両替をして貰う。
ここで心配性な私。
米ドルを両替して貰って,予定通りなら金銭的には問題ないんだが,もし翌朝の空港行きがタクシーなんてことになったら流石に足りない。
そこで,もう一回「バスは予約しなくて良いんですね?」と尋ねる(笑)
勿論,「大丈夫です」という言葉が返ってきて(笑),一安心。
部屋で一休みしたあと,待ち合わせ場所に歩いていく。
そこで,待っていると,T 大の先生や TiT 大の先生や京都の R 大の先生など,有名どころがゾロゾロと。
んで,最初話してたところじゃなくて,別の評判がいいところにいってみようということになり,急遽予約を取ったので,食べれるのは21時からとのこと。
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-- ハリファックスの夜景 --
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正直小さな街なんだけど,海から見る夜景は結構ゴージャスだった。
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しばらく時間をつぶそうということで,港からフェリーに乗って向こう岸まで移動。
向こう岸であれやこれやと雑談をし,またフェリーを使って元の場所へ。
この時の夜景が綺麗だった。
ちょうどいい時間になり,そのレストランへ。
ここの料理がとても美味しい。
ロブスターの春巻きや牡蠣,スズキや舌平目の料理,黒ごまの塗したマグロの叩き,そこら辺の日本のレストランより芸が細かくて美味しい料理が出てくる。
食後は,色んなコアな話で盛り上がり,店を出たのが24時過ぎ。
流石に遅いということで,安全のためにタクシーでホテルへ帰る。
ホテルに帰って,シャワーを浴び,荷物の最終チェックなどをすると時間は既に1時過ぎ。
明日の飛行機は9時。
バスは5時50分にホテル前。
何度も目覚ましの時間を確認しながら,寝る。
しかし,4時前に「うぅ!寝過ぎたか?!」と目が覚める。
その後は,二度寝は流石に怖く,新聞やら TV やらを見ながらどうにか眠らないように努力。
そして早朝,無事にチェックアウト,バスに乗る。
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8月26日
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バスは7時過ぎに空港に到着。
搭乗手続きを済ませ,搭乗口に向かう。
朝食を取ってなかったので,空港内にあったお店でドーナツとコーヒーを食す。
その後,余った小銭をできるだけ使い切ろうと,絵はがきを探す。
小銭入れに入っていたのは $2 ぐらい。
絵はがきは $1.14 らしく,1枚しか変えない。
しかも中途半端に小銭が残る。
$10 札を1枚持っていたけど,流石にそれを使う気になれず。
しかし,行ったところを奥様などに説明するときはあった方がいいし,旅行に行った気になるしってことで購入。
で,日本に帰って別の財布を開けたら $3 も出てきた;;;;;
飛行機は時間通り出発。
デトロイト到着は11時頃。
入国審査では,最初に通った N 大学の先生が「次に並んでる人たちは同じ目的で動いてますから」と伝えてくれたおかげで何も訊かれず終了。
デトロイト発は14時25分。
それまで,持ってる米ドル($4)で昼食を取れる場所を探すが,結局そんな値段で食べれるのはマックだけでした。
昼食後は,空港内をブラブラ。
奥様に何かお土産がないかと免税店などをウロウロするが何も見つからず。
しばらくすると搭乗時間。
「行きのようにあんなヘボい飛行機に満員なのかなぁ....」と憂鬱になって乗り込むと今度はガラガラ(笑)
真ん中の列の4席を独り占め(^O^)
飛行時間は約13時間。
そのうち11時間は眠っていたと思われます(笑)
行きは関空だったけど,帰りは諸事情で成田着。
初めての成田。
でも,関空の方が一つの建物にまとまってるし,便利だと思う。
福岡行きの搭乗手続きを済ませたところで,奥様に電話。
楓ちゃんは元気いっぱいの様子。
家に着いたのは23時過ぎ。
冷凍庫で保存していたご飯をレンジでチンし,久しぶりの白いご飯に日本を感じる。
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