「おや? 何かいる」 | 「どりゃぁー」 |
「猫パーンチ!!!」 | 「おや?何もいない」 |
この日シェルさんは珍しく、お昼に起きて外にいました。 ゴロゴロしながら日光浴をしていると、ぱっと起きて庭の端に 生えた草の茂みに目をやります。 体勢を低くし、忍び足でその茂みへゆっくりと近付きます。 しかし、私には何もいないようにしか見えませんでした。 ”猫にしかわからない、何かを感じたのか? 流石はシェルさん。 伊達にねずみをとってくるわけじゃない!!” そして、標的が射程距離に入ると、「バシッ!」と猫パンチ炸裂!! 「おぉぉ!、何がとれた、シェルさん!」 と近寄ると、何のことはない。枯葉を叩いていました。 やっぱりちょっと間抜けです。 因みに、こういった失敗をしたとき、猫は結構、何もなかったように すました表情をします。 やっぱり、恥ずかしいのでしょうね。 |