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「ねぇ、魔法使いって本当にいるの知ってるかな。この世界とは別の世界にすんでるんだって。それに、魔界で罪を犯した魔法使いは罰として人間界に作られた牢獄に入れられて人間と同じ生活をすることがあるんだって。そして、その罪人は魔法が使えないように魔王が魔法をかけて人間の姿にされて人間の名前を名乗って人間と同じ生活をするんだって。でもね、人間界にいると魔王の魔力が消える時もあるんだってさ。そんな時あなたならどうするかな?」
<1>
清々しい初夏の風が吹く頃、理絵は美紀の家に遊びに来ていました。二人は話し声が尽きることもなくおしゃべりし続け、昼下がりも過ぎとっくにあたりは夕日で赤く染まりつつありました。
突然、美紀の部屋の引戸がガラッと音を立てて開けられると、美紀のお母さんが顔を覗かせながら、「美紀、夕飯できたよ、理絵ちゃんにも食べてもろて。」と優しそうな顔で、理絵をチラッと見ながら言いました。
「えっ、そんなん悪いし、結構です。」遠慮してそう答えた理絵でしたが、美紀も、「ええやん、理絵、いっしょに食べよおな。」と理絵の手を引っ張りながら立ち上がります。
「理絵ちゃん、何にもないけど食べていって、せっかく初めてこんな遠いとこまで遊びに来てくれたのにこのまま帰ってもろたら、おばさん、理絵ちゃんのお母さんに申し訳ないわ。なっ、なっ、早よぉ。」
「えーっ、でもぉ...。」
「まだ早いし、ええやん。」
「うーん。」
「はい、決まり。さあ行こう。」
理絵は強引に美紀に手を引かれ、お母さんの後について台所へ行きました。
台所に入った途端、理絵は驚き唐突に「うわぁー、すごい、おいしそう。」と今までの遠慮が何処かへ飛んでいったかのような弾んだ声で言いました。
理絵の目に飛び込んできたのはシンプルな白いお皿にきれいに盛りつけられたトマトソースのシーフードスパゲティーやフランスパンのガーリックトースト、グリーンサラダ、クラムチャウダースープなど、およそ田舎の夕飯とは思えないおしゃれでおいしそうなディナーでした。しかも、テーブルにはピンクのテーブルクロス、その上には真紅の薔薇が一輪挿しにさしてあり、とてもオシャレで上品な感じがします。台所はダイニングキッチンと呼ぶほうがぴったりで対面カウンターのキッチン、ほんのりと明るい照明、そして、目の前の料理、理絵が驚くのも無理がありません。
「さっ、そんなとこに立ってんと、理絵はここに座って。わたしそっちに座るし、お母さんは理絵の横な。」美紀はそう言って席を決めて理絵に座らせると、自分も座りました。
お母さんはフォークとスプーンを食器棚から取出すと理絵、美紀、自分のテーブルの場所に置くと、最後に席に付きました。
「冷めへんうちに食べてな、理絵ちゃんのお口にあうかなぁ...。嫌いな物があったら除けといて。」
「さー食べよ、食べよ、理絵遠慮せんといてな。」
「すみません、気を遣ってもらって...。いただきまーす。」理絵はおいしそうな料理を目の前にして、嬉しくて微笑みながらそう言うとスプーンを手に取り、まずはスープに手を付けました。「おいしい。」その一言で、美紀とお母さんも安心して食事を始めることが出来ました。食事をしながら色々と三人でおしゃべりをしました。
「うちの家、面白いやろ。外見は田んぼの中に一軒だけポツンと建ってる萱葺屋根の田舎の家やのに中は去年改装してちょっとしゃれた感じにしてもろてん。」得意げに美紀がそう言うと理絵はうらやましそうに「すごい、何かこのギャップが素晴らしいわ。私も、こんな家に住んでみたいなぁ。」と答えました。
「何言うてんの美紀、ごめんな理絵ちゃん、ほんまやったら建替えて新築に招待せなあかんねんけど...、こんなボロ家やし嫌かも知れんけど明日は休みやし、もし良かったら泊まっていって。せっかく、美紀が連れてきた高校生になって最初の友達やのに、ゆっくりして。」
「えっ、そんなん悪いです。」また、理絵は遠慮してそう答えました。
「理絵、そーしよ...ん、ちょっ、ちょっと待って!」お母さんのほうに向けた美紀の顔が段々と青ざめていくのが理絵にもわかったとき、理絵はとんでもない物を見てしまいました。
今まで若々しくてきれいだったお母さんの顔が皺だらけになり、髪は白くなり、おまけに着ていたワンピースまでが朽ちて汚れていき見る見るうちに醜い老婆の姿になるではありませんか。お母さんは理絵を捕まえようと爪の伸びた皺だらけの手をゆっくり理絵の顔の前に出してきます。理絵は恐ろしくて金縛り状態になり、美紀の「ギャーッおかーさーんやめてぇーっ」と言う叫び声の後に気を失ってしまいました。それは、ちょうど太陽が沈んだ頃でした。
理絵が、ふと気が付くと眩しいほど白い障子が見えました。朝の太陽の光が障子紙にあたっています。畳敷きの広い和室でした。障子とは反対側は山水の水墨画の襖が見え、隅には和室に似つかわない洋服箪笥がありました。
「あれっ、えっ。」
寝起きで更に見覚えのない場所が目に映ったため、はたして自分が何処にいるのか、何をしていたのか一時的な記憶の混乱に陥っていましたが、目がなれてくると辺りを見廻し隣に敷かれた布団で眠っている美紀を見て「あっ、そっか、美紀の家に遊びに来たんやった。」と、ホッと一安心し、布団を捲って上半身を起し、ピンクの花柄のパジャマを着せられていることに気付くと、「何で美紀の部屋で寝てないのかなぁ...。いつ寝たっけ、美紀とご飯を...。あーっ。」
理絵は昨晩の美紀のお母さんの変貌を思い出すと、身震いで動けなくなりました。「みきぃー、みきぃーっ。」と叫ぼうにも、恐くて声が出ません。心臓がバクバクと脈打ち今にも胸が張り裂けそうなほど昨夜の恐怖に戦いてしまいました。
「ううう...みきぃ...。」心の中でいくら叫んでも美紀はスヤスヤと眠っていて、まだ目を覚ます気配はありませんでした。
突然、障子に人影が映りました。理絵の心臓は更に高まりを増して脈打ちます。スゥーッと障子が開いたとき、一人でビクビクしていた理絵は更にドキッとして驚いたあまりにお尻の辺りが生暖かく感じましたが、それよりも先に障子の人影のほうに顔が向きました。昨晩のことを思い出して孤独感と恐怖心でビクビク震えていたところに追い討ちをかけて、理絵の脳裏には障子の向こうの人影が、あの醜い老婆なのだと思いこんでしまい、障子が開いた途端にお布団の中でお漏らしをしてしまったのです。そして、美紀のお母さんが何故あんな老婆に変わってしまったのかを考えるよりも、自分が友達の家でお布団の中にお漏らしをしていることよりも、動物的な本能で人影の正体が誰であるか確認しなければ治まらなくなっており、神経は昨夜の事やお漏らしそっちのけで人影のほうに集中していたのでした。
人影の正体は美紀のお母さんでした。「おはよう理絵ちゃん、よく眠れた。」お母さんは折畳んだタオルを何枚も重ね、洗面器にのせて両手で持って入ってきました。
理絵は目をパチパチとさせてよく見ました。若々しく奇麗な美紀のお母さんです。清々しい朝にピッタリの笑顔でこちらに近づいてきます。
「あのお婆さんやない。ん、夢やったんかな...。でも...。」理絵は思案しましたが目の前の人物は確かに美紀のお母さんです。そう確信すると潮が引いていくように胸の鼓動がおさまり、緊張がほぐれました。
理絵は緊張がほぐれた途端、自分のお尻の生暖かいことに気付くと「あっ、ヤバイ。どうしよう...、いややー。」と思いましたが、起き上がることも布団に隠れることもできずに、またまた動けなくなりました。余りの恥ずかしさに理絵の顔がポッと赤く火照りました。
お母さんは理絵のお漏らしには気付いていないようで、そっと美紀の枕元に立ち「美紀はまた、お寝坊さんやね。」そう言うと、持っていたタオルをのせた洗面器を畳の上に置き、膝を突いて美紀を揺すり起こします。
「美紀、美紀。」
お母さんが、いくら揺すっても、「うーん...、ムニャムニャ...。」と美紀は目を覚ましかけますが、またスースーと寝息をたててしまいます。
「困ったもんやねぇ...。しょうがないか。」お母さんはそう言うとさっき置いたタオルを手に取り、美紀の布団を足元からソォーッと捲ります。
その時、理絵はお母さんが手に取ったものがタオルでないことに気付きました。理絵には障子から差し込む太陽の光が逆光となり、手に持っていたものがはっきり見えなかったため、タオルと思っていただけでピンクやブルーの水玉模様がその木綿の布巾のような布に染められていました。
「ん...、なに。」
お母さんが布団を捲ると美紀の素足とブルーのパジャマのシャツからチラリと柄物でピンクのパンツが見えました。でも、そのパンツは美紀のボディーラインに反して妙に膨らんでいます。それにパジャマのズボンは穿いていません。理絵は自分がお漏らししたことも当然気になっていましたが、美紀のそんなチョット恥ずかしい姿に、お母さんがこれから何をするのか気になって目が離せませんでした。
お母さんは微笑んで「さぁー美紀ちゃん、オムツを替えようね。理絵ちゃんが見てるけど、すぐ終わるから恥ずかしくないしなぁ。」と言いながら美紀を起こさないように優しくパジャマのシャツのボタンを一つだけ外して捲ると、プクッと膨れた赤いオムツカバーが現れました。
「オッ、オムツって、赤ちゃんがするやつ...? 美紀がぁ。」なぜ美紀がオムツをあてているのか理絵は疑問に思い、お母さんに聞こうとしますが自分もお漏らししていることが恥ずかしくて声が出ません。でも、スヤスヤと幸せな顔をして眠っている美紀に白い小さなウサギがいっぱいプリントされた赤いオムツカバーがとても可愛く感じたのでした。
お母さんは「理絵ちゃん、美紀のオムツのこと学校では内緒にしておいてな。」とポツリと言うと手際よくオムツカバーの腰紐を解き、ホックをポツポツとはずしていきます。前当てを捲り、横羽根のマジックテープを剥がして捲られると、グッショリとオシッコを吸って薄く黄色い染みがついた布が見えました。甘酸っぱいオシッコの匂いと湯気がたちそうな朝顔柄の布についた染みを見て、理絵は「美紀、ほんまにオネショしてる...。オネショの癖があったんか...。あれがオムツ...。」と驚きの眼で美紀のオネショを吸ったオムツを見入っていました。理絵が見たことのあるオムツは精々テレビのコマーシャルで観る赤ちゃん用か介護用の紙オムツでした。布オムツにオムツカバーは初めてで可愛い柄のウサギのオムツカバーはそれがオムツと判るまでの少しの間、「えっ、下半身が腫れているの?ブルマーか何か?」と理絵の頭の中を駆け巡りました。
「美紀ちゃん、やっぱりオネショして、カバーまでグッショリやんか。新しいオムツをしようなぁ。」
お母さんは横に置いておいた水玉柄のオムツで美紀の股間を拭き、洗面器の上にのせていた残りの水玉柄のオムツやオムツカバーを手に取り、お布団の横でカバーを広げ、その上にオムツを広げて数枚重ねました。洗面器の中からシッカロールの缶を取出し蓋を開けると、美紀の足首をゆっくりと軽々しく持上げると美紀のおしりが少し浮き上がりました。美紀のおしりは適度に丸みを帯び引き締まった若々しいものでしたが、それがオムツに包れているとなると奇妙と言うか少しエロチックに感じられました。美紀のおしりが濡れたオムツから離れると、お母さんはオネショで濡れたオムツをカバーごと引き抜き、お布団の横に準備してあった新しいオムツとオムツカバーを美紀のお尻に敷き込みます。そして、ゆっくりと優しく美紀の足首を降ろしていくと、おしりが新しい水玉柄のオムツの上に降りました。シッカロールの缶からパウダーのついたパットを手に取り、お尻から股間に掛けてシッカロールを叩いていきます。ほのかにシッカロールの甘い香りが部屋中に漂い、甘酸っぱいオシッコの匂いが消えました。こんなことをされていても、美紀は目を覚ましそうにありません。理絵は「美紀、余りにも恥ずかしいから眠った振りをしてんのかなぁ...。」と疑問に思いましたが、美紀はスースーと気持ちよさそうに眠ったままでした。
お母さんは美紀の足首をお布団まで降ろすと、美紀の脚を少し曲った膝のまま開きその脚の間に正座しました。
今、敷きこんだ水玉柄のオムツを手際よく美紀の股間にあてがって、カバーの横羽根で閉じ、前当てのホックをポツポツと留めていきます。クリーム色のオムツカバーの前当てにはにはウサギのアップリケがあしらわれ、どう見ても赤ちゃんか幼児向けのデザインで、高校生の年頃の娘が着ける下着ではありませんでした。
お母さんは更に腰紐を結び、股のギャザーからはみ出ているオムツをカバーに収めると美紀のオムツ替えも終わり、パジャマのボタンを留めると、お母さんはお布団からさがり、美紀の開いた脚を優しく閉じて、捲っていたお布団をそっと掛けて戻しました。お母さんはオムツ替えの間、美紀に向かって微笑みを絶やしませんでした。
始終を見ていた理絵は異様ではあったものの、母親の優しいこの光景がとても美しく見えたのと同時に美紀がとても羨ましく思えました。
「ごめんね理絵ちゃん、変なもの見せてしもて。まだ朝早いし、もうチョット寝てて。」そう言うと美紀のお母さんはシッカロールの缶や美紀のオムツとオムツカバーを洗面器に入れて、手に持ち立ち上がると、足音を立てないようにそっと部屋を出ていきました。
障子がサッと閉められると、理絵の緊張が解かれて神経が一気に自分の下半身に集中します。お母さんが入ってきてから美紀のオムツを替えて出でいくまで数分経過した程度でしたが、理絵のお漏らししたオシッコは既に冷たく、ジットリとパンツやパジャマが股間に絡みついてきます。こんな状態では眠ることもできません。理絵は恐る恐るお布団の中で、股間を触ってみるとジットリと濡れています。
「やっぱり...。」
そして、そっとお布団を捲って中を覗きこんでみました。薄暗くてよく見えませんが、確かに白いシーツに染みがあるようで、オシッコの匂いが漂ってきました。
「ヤバイ、あまり匂いを外に出したらマズイ。」そう思って、理絵はお布団の中から顔を出しました。
美紀は、そんな理絵のオシッコの匂いに気付くこともなく新しく替えてもらったオムツに包まれて幸せそうな寝顔でスースーと寝息をたてて眠っていました。
「こんなんやったら美紀のほうがええやん、新しいオムツに替えてもろたから、気持ち悪うないし。でも、やっぱりオムツは恥ずかしいなあ...。あーあ、泊まるんやったら着替えを持ってきたらよかった。どうしよう...。ほんまにどうしよう...。」
理絵は、本来なら美紀の恥ずかしい秘密を知って本来ならニヤけて上機嫌でいるところなのに、お漏らしの為に、濡れて気持ちが悪いのはもとより、これからどうしたらいいのか、いつかはバレてしまうのだろうと思案すると不安でした。しかし、余りにも心配で思案しすぎたのか、昨夜の奇妙な理解できない出来事のこともあってか、理絵は自分がお漏らしした冷たいお布団の中でいつしか眠ってしまっていました。
<2>
「お母さん、何かオシッコの匂いがする。」
「ほんまやねぇ、何やろ...。あっ美紀、オシッコ漏らしたん。」
「違う、違う。私と違うよぉ。」
理絵はそんな話し声に目を覚ましました。
「あっ、理絵ちゃん、おはよう。よく眠れた。」
目の前がまだぼやけていましたが、理絵は美紀の声がするほうを見ると淡い黄色のTシャツに水色のミニスカート姿の美紀が立っているのが見えました。
「お、おはよう...。もう、着替えたん。」眠そうな声で理絵が目を擦りながら言いました。
「うん、理絵ちゃんも起きて、着替えて。」美紀は明るく答えると手に持っていた理絵の洋服を枕元に置きました。
「理絵ちゃん、朝ご飯できてるし、食べて。」と美紀の後ろからお母さんの声が聞こえます。
どうやら、朝食の準備が出来たので、二人で理絵を起こしに来たようでした。
しかし、次の瞬間、理絵の表情が強張りました。お布団の中は今朝お漏らししたオシッコでグッショリと濡れたままです。「ヤバイ、バレる。」理絵はもう万事休すだと思いましたが、お布団から出る事ができません。
「早よ、何してんの。」美紀がお布団の中に手を入れて理絵の手を引張り起こそうとしましたが、理絵は余りの恥ずかしさに抵抗して美紀の手を振り払いました。
「り、理絵ちゃん...。」美紀は思ってもみない理絵の態度に少し驚いた表情で言いました。
理絵はお布団に潜ってしまい、「ご、ごめん。チョット一人にして...。」と小さな声で言うと余程お漏らししたのが恥ずかしかったのでしょう、震えながら暗い布団の中でウルウルと涙が零れてしまいました。
布団の外では美紀とお母さんの声が少しこもったように聞こえてきました。
「美紀、チョットあっちへ...。」
「えっ、ごは...。うん...。」
そして重複した足音が遠ざかるように聞こえたかと思うと襖が閉じる音がして部屋に人の気配を感じなくなりました。理絵はやっと一人になれてホッとしましたが、さぁ、この後のお漏らしの処理をどうしていいか、その方法を思案しようにも昨晩と今朝の非日常的な出来事で頭がいっぱいになりそんな余裕はありません。「えーっと、どうしたらええの?いつまでもこのままではあかんし...。待って、昨日のは夢?夢やんなぁ...。で、オシッコを漏らしたのはどうしたらええの?」と頭がパニクッてあたふたしていました。
そのうち、布団の中でオシッコのにおいがコモッてきてしんどくなり、プールので潜水しているみたいに急に新鮮な空気が欲しくなり、「ワッ」と布団を捲り上げてしまいました。
「ふぁー!!」っと新鮮な空気を吸い込み「これで安心できる!!」と思った瞬間、目の前には、さっき居なくなったと思っていた美紀とお母さんが理絵の目の前に立っていました。
お母さんは、微笑みながら「あれぇ〜!理絵ちゃんおねしょかなぁ?隠さんでもええのに。おねしょする子はウチではオムツよ!恥ずかしがらんでもええからね。美紀なんか毎日おねしょするさかい夜はオムツして寝るんよ!!」
美紀はポッと赤くなりながら「やめてよお母さん!!」と、とっさに叫び突然の思わぬ発言に声が裏返ってしまいました。
「じゃあ、オムツしてあげよ!理絵ちゃんチョット待っててな。」と言うとお母さんはスタスタと部屋を出て行きました。
理絵はまた涙が溢れてきて、今度は「ウー」っと泣き声までこぼしてしまう始末。美紀は「気にせんでもええで、理絵ちゃん。私かてオムツしてるんよ。バレたくなかったけど...。これはウチらだけの秘密にしとこうな!まぁ、お母さんも知ってるけど...。」
そんな慰めは今の理絵に受け止められ理解できるはずがありませんでした。昨日から次々起こるハプニングに、ついていくことは到底できなかったのです。
そうこうしているうちにお母さんは朝と同じように洗面器の上にオムツを山のように積んで部屋へはいってきました。理絵も今度はそれがタオルでなくオムツだとすぐに判り、思わず全身が硬直して、これから行われようとしている行為が頭を過ぎりおののいてしまいました。
「いっ、いゃぁー!いややーっ!!」と、まるで初めて保育園に預けられる幼児の親との別れ際のように、理絵だけが体全体でオムツを当ててもらうことへの反発を見せていました。
「理絵ちゃん、あかんよワガママを言うたら。おねしょしたのは誰?」
「ち、ちゃうもん。してへん。オ゛ネ゛ジョナ゛ン゛ガジデヘン...。」最後は涙声で理絵は布団の上でうずくまってしまいました。
「理絵ちゃん、ワガママはそこまでやで。さぁオムツしてあげよ!」お母さんは少し微笑んでそう言うと持っていた洗面器とオムツを畳の上におろして、布団の前にひざまづきうずくまっている理絵に手を伸ばし理絵の右肩を掴むと理絵の膝に左手を廻し優しくゆっくりと理絵の体を持ち上げながら反転させ、畳の上に仰向けに寝かせてしまいました。理絵は突然の信じられないお母さんの動作にびっくりして今にも目が飛び出してしまうくらいに目を大きく開いてしまいました。
「あっ、美紀シッカロール持って来て。」
「えっ、う、うん...。」美紀は何か後ろめたい気持ちで部屋を出て行きました。
「さぁ、冷たいパジャマはバイバイしような!」そう言ってピンクの花柄のパジャマとスカイブルーのオシッコでビチョビチョになったパンツをスルスルと優しくサッと卸すと、布団の上に置き手際よく左手で横に置いていたオムツカバーと布オムツを広げて右手は理絵の両足首をしっかり掴んでいました。
アッと言う間の出来事でしたし、自分の体を反転されたその瞬間から理絵は今まで硬直していた体がまるで宙にでも浮くような感じがして、体に力が入らなくなっていました。
美紀が自分愛用のシッカロールを持ってくるのにそんなに時間はかかりませんでした。「はい。」とお母さんの横にポンと置くと、高校生の理絵が下半身裸にされ、赤ちゃんがするような可愛いオムツを当てられる瞬間を見ようとそっちのほうに気がとられてしまいました。
理絵がア全としている間に両足首を掴かみ持ち上げられて白くてプックリと程よく膨れたお尻を持ち上げたお母さんは左手でサッとオムツとオムツカバーを理絵のお尻の下に敷くと、優しく股を開かせ美紀が持ってきたシッカロールで湿った秘密の丘からお尻にかけてパタパタとはたかれ両脇にアヒルの柄がプリントされた布オムツを股に当てがい、腰の両脇に広がったオムツもお腹に重ねてカバーの横羽根で閉じました。
その時、美紀は「理絵ちゃんはホンマにウチの友達にする!!」と心に誓いました。そしてオムツを嫌がっている理絵にはお構いなしにニンマリと笑みを浮かべました。
その間もお母さんは前当てのホックをポツポツと留めて、腰紐を結ぶと、オレンジ色
でチェックの柄のシンプルなオムツカバーで理絵のお尻が包まれ、また一人大きな赤ちゃんが誕生しました。
お母さんは「これだけでは恥ずかしいやろ。」と理絵を起こし、パジャマの上着を脱がせて、代わりに洗面器の上のオムツの山に隠れていたレモン色のベビードレスを着せてあげました。
お母さんは「理絵ちゃん、ずごい可愛いで!どんなんか見よっか!美紀、理絵ちゃんを立たせてあげて!」と言うと立ち上がり部屋の隅にある箪笥に向かいました。
美紀は「理絵ちゃん、ホンマ可愛いで!」と調子よく言うと理絵の後ろに回り理絵の両脇に手を廻して抱きかかえ、一緒に立ち上がりました。理絵は抵抗することもなく立ち上がりましたが、これはさっきお母さんのかけた魔法のせいで力が入らなくなっていた為でした。それに理絵は恥ずかしくて、逃げ出したくて叫ぼうにも全身に力が入らず声に出せない状態でしたし、涙を流すことも顔をこおばらせることもできない状態でした。
お母さんが箪笥の扉を開けると扉の裏側が全面鏡張りで、理絵が自分自身が確認できる位置で手を止めると、そこには胸にワンポイントの白いリボンがあしらわれたレモン色のベビードレスを着て微笑み、オムツがホック一つ分から下だけ顔をのぞかせるオムチラ姿の抱きしめたくなるような可愛く、そしてどこか色っぽい大きな赤ちゃんが現れました。
「理絵ちゃん、可愛いなぁ!!」お母さんは少し辱めるように言いましたが、美紀は心の底から「ほんま、可愛いわぁ〜!!」と言って理絵をギュッと抱きしめました。美紀は自分に姉妹でも出来たように嬉しかったのです。
そのとき、理絵は急に体が重くなるのを感じました。「ウッ...。」と声も出ましたが次の瞬間意識がなくなってしまいました。お母さんが突然魔法を解いてしまった為でした。理絵はショックで気絶してしまったのです。美紀は急に重くなって圧し掛かって来た理絵にヨロケましたが何とか支えられました。お母さんは部屋の隅に畳んでおいた美紀の布団を敷くと、美紀は抱きしめていた理絵を自分の布団の上にソッと優しく寝かせてあげ、掛け布団を上からゆっくりと掛けてあげました。
理絵を寝かし付けると二人はダイニングに戻ってお茶を飲んでいました。
「美紀、人間界では野生で捕らえた鷹を、人間に忠実になるようにさせるのってどうするか知ってるかい。捕らえてから餌を欲しがるまで目隠しするか、暗い部屋の中に閉じ込めておくんだよ。」お母さんが奇妙な笑みを浮かべて話しました。
「へぇーっ、何で鷹を忠実にさせるの。」
「鷹を使って狩りをするためさ。どんな鷹でも何も見えないと不安になって最後は御主人の持ってくる餌を口にしてしまうんだよ。まぁ、中には口にせずにノタレ死ぬ立派な鷹もいるけどね。」
「ふぅーん、でも、面倒なことをするんだね。」
「それが、人間の知恵さ。でも鷹だけじゃなく、この世界の動物なら大抵同じ習性があるんだよ。もちろん、人間にもね。」
「...。」
「おや、美紀、勘違いをしているね。私はせっかくできたあんたの友達に餌を与えないなんて言ってないよ。ちゃんと三食与えるつもりだよ。鱈腹ね...。」
「まぁ、そのうち美紀も喜ぶことになるよ。フフフ...。」
つづく
横手 由紀です。
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