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▼とおるさん：
>こんちわです。ミラージュゲーム作った者です☆
>三条姫をガイコツにしてスンマセーン（＞△＜）/
>ところで「炎の蜃気楼」という小説は読んだことありますか？
>私はその本に出てくる歴史人物しか知らないので何とも言えないんですが
>あのゲームの三条はミラージュの三条姫であって
>実在の姫とは似ても似つかない別人ですんで、気にしなくて大丈夫ですよ。
>どうしても精神的に嫌悪感があるのであればゲームを廃棄しますので
>とおるさん、レスありがとうございます。いえ､ゲームの廃棄まではしてくださらなくてもいいですよ。私も｢炎の蜃気楼｣は読んだことありますよ。大勢の戦国武将を
網羅していてすごいですね。しかし、巻が進むにつれて内容がどんどんハードに
なっていくので､私は途中で脱落してしまいました(汗)。上杉景虎って､史実でも美形だったらしいですね。彼の妹で勝頼の正室になった北条夫人(または桂林院)も美女だったようなので､美形の血筋なのでしょうか。
>でも三条姫を大事にする人も珍しいですね〜
>まさか居るとは！って感じで。
>大好きなキャラはずっと大事にしてくださいね
>高耶さんマイラーーーーーブ!!!!ｖｖ（叫）
いえ、私が好きなのは｢炎の蜃気楼｣の｢三条姫｣ではなくて､史実での三条夫人です。
私は快川国師の語る三条夫人像こそが、信用できる彼女の姿だと思っているので。快川国師は信玄とも親交が深かった、学識･人柄とも優れた人物ですしね。それに、なにより三条夫人と同じ時代の人物ですし。しかし､いくらパラレル設定の人物のようなものとはいえ、いちおう｢三条」と名前がついていて、あのようにこちらのサイトで紹介されているので､気になってしまったんです。ここのサイト､見に来られる方がなかなか多いようですし。
それに、今までの数々のドラマや小説の影響で、いまだに三条夫人が嫉妬深かったり高慢だったりした悪女だったと思っている方々が、まだまだ世間には多いようなので・・・
淀殿なども､近年では研究者の方々でも、悪女ではなかったと主張する方々が増えてきているんですけどね。三条夫人の方は偏見がまだまだ・・・特に､男性の方が切り替えが遅いような気がします。それに､テレビ東京の番組で、去年の12月に放送した｢所さん&おすぎの偉大なるトホホ人物伝」の戦国の女たちスペシャルで、また三条夫人が｢戦国一のトホホ妻(嫉妬妻)」と放送され､笑い者にされていました(怒)・・・
信玄が高坂弾正に、他の小姓との浮気を責められて、もう浮気はしないと誓った有名な書状が紹介されていたのですが、しかし、なぜか、いつのまにか、三条夫人がこれを見つけて嫉妬したということにされていました・・・もちろん、そんな当時の史料はありませんし、この書状の相手が高坂だということは、ずっと以前から、はっきりと証明されています。超有名な書状ですしね。これって、史実の捏造･歪曲になると思うのですが。最初は「信玄との間に三男二女で夫婦仲はよく」・｢京美人の奥様」と、ほめるのかと思いきや、なぜか例の書状を三条夫人が見つけて「なんで男なのよー!!」と凄まじい顔で信玄に詰め寄っていました・・・こんなしっぺ返しをくらうとは。ついでに、明らかに三条夫人の埋葬されている円光院の物ではない、どこから探してきたのか不明な、あやしい肖像画まで紹介していましたし。まったくひどい番組でした。それから､考えてみれば大河ドラマの「武田信玄｣も、かなりおかしいですね。「三条」なんて､なんで三条夫人だけ名字で呼ばれてるんでしょう。明らかに差別ですね。正室を名字で呼ぶ風習なんて、なかったと思いますが。
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節子
- 05/4/24(日) 21:55 -
