治平元寶
北宋・治平年間(1064〜1067)
大様(真書)

大字系のものとは少し制作が違うように思います。

25.6mm、3.9g
符合泉志 三編六、古泉大全 七

大様(篆書)

符合泉志不載です。古泉大全では上のものと対銭にしてありますが、少し違和感があります。

25.3mm、4.6g
古泉大全 六

大字(真書)

治平元寶の大字の類は、銭径も文字も大きくりっぱな銭貨です。

25.0mm、3.5g
符合泉志 初編五、古泉大全 九

大字(篆書)

上の治平と対銭になります。

25.2mm、3.6g
符合泉志 初編五、古泉大全 九

大字直平(真書)

「平」縦引きがまっすぐです。

25.4mm、4.2g
符合泉志 二編五、古泉大全 八

大字直平(篆書)

上のものと対銭になります。

25.2mm、3.7g
符合泉志 二編五、古泉大全 八

大字斜平(真書)

「平」字の縦引きが外側に曲がっています。

25.0mm、3.9g
符合泉志 初編四、古泉大全 九

大字斜平(篆書)

「安南銭譜」の三浦吾泉氏旧蔵品と聞きました。

24.9mm、3.3g
符合泉志 初編五、古泉大全 九

大字大平(真書)

「平」の文字が大きく見えます。

25.1mm、3.3g
符合泉志 初編三、古泉大全 八

大字大平(篆書)

上のものと対銭になります。

24.9mm、4.0g
符合泉志 初編三、古泉大全 八

大平進治

「治」の文字が進みます。

25.0mm、3.8g
符合泉志 三編三、古泉大全 六

細縁(真書)

縁がせまくなっています。「平」字が俯します。

23.1mm、3.5g
符合泉志 初編九、古泉大全 十

細縁(篆書)

縁がせまくなっています。「平」字が俯します。

23.6mm、4.1g
符合泉志 初編九、古泉大全 十

細縁・小異?

上のものの小異でしょうか。「元」の第2画が切れていません(正元)。

23.5mm、3.6g

細縁降平

「平」の文字がやや降り仰いで見えます。

23.0mm、3.9g
符合泉志 二編六、古泉大全 八

細縁昂寶

「元」の文字がやや仰いで見えます。

23.4mm、3.4g
符合泉志 二編八、古泉大全 七

細縁仰寶

細縁本体にそっくりですが、「治」の文字がわずかに昂がっています。

23.3mm、2.9g
符合泉志 二編九、古泉大全 十

背反郭(真書)

背郭が反郭になっています。

24.6mm、4.4g
符合泉志 初編十、古泉大全 十

背反郭(篆書)・母銭

雑銭から掘り出しました。上のものと対銭になります。

24.9mm、4.2g

背反郭(篆書)

上のものの子銭です。

24.9mm、5.0g
符合泉志 初編十、古泉大全 十

背反郭進治

「治」の文字が進んでいます。

25.0mm、5.3g
符合泉志 二編七、古泉大全 八

背反郭進治昂寶

符合泉志不載です。上の「背反郭進治」に比べ、「寶」字が昂がっています。

24.4mm、3.6g
古泉大全 七

正字(篆書)

「元」字の前足が開き、「治」「寶」が仰ぎます。

24.5mm、4.4g
符合泉志 初編九、古泉大全 十

正字濶縁(篆書)

書体は「正字」ですが、濶縁になっています。北宋銭、安南銭と意見の分かれる1孔です。

24.4mm、3.7g
譜外

異書(真書)

治平の中では目を引く書体です。

24.2mm、3.3g
符合泉志 初編九、古泉大全 十

異書(篆書)

上の治平と対銭になります。

24.2mm、3.5g
符合泉志 初編九、古泉大全 十


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