市井紗耶香 in CUBIC-CROSS ライブレポ(ネタばれ回避用の別ページバージョン)
参加したのは1月19日赤坂ブリッツの夜7時からの公演。
そう、あの六期メンオーディションの放送時間である。
まったくなんて時間にやるんだか。モーニング娘。と市井がもはや完全に別のマネージメントで動いていることが露骨に感じられる状況。
あまりうれしくはない。それは別に市井に娘。に戻って欲しいとかそういうのじゃないけど、今の市井と娘。の不自然なほどの距離感はやはり寂しい。矢口や圭ちゃんとじゃれて楽しそうにしてたあの頃の紗耶香はもうどこにもいないのかななんて思って。
ま、それはおいといて。
なんせ裏で娘。オーディションなんかやってるわけだから、この夜の部は客の数が心配だった。
さて、中に入ると・・・・まぁそこそこ埋まってた。あいかわらず椅子は置いてあるが、前回の6月の同じ赤坂ブリッツのように後ろ半分がらがらってことはなく、一応後ろ3/4くらいは埋まっていた。ぎりぎりOKかな・・・そんな印象。ちなみに昼の部はもうちょっと人が多くて、一応全部埋まっていたそうだ。よいよい。でも昼の部の方が多いっていうのは珍しいというか、予想通りというか。
さて僕は当日券でのんびりと入ったので、一番後ろの柵のところで見る事にした。ここだと段差があるのですごく見やすいし、それでも十分に近い。あと、まわりに人がいないので開放感がありリラックスできる。まぁ喜んでいい事ではないんだけど、ライブの観覧環境としては申し分無し。
さて、ライブの本編。セットリストとか覚えてないし、順に追っていくのも面倒くさいので印象に残った事を箇条書きで書き連ねてみる。
・市井はやや声がつらそうだった。そりゃ2日連続2公演やってんだもんな。さすがに声を出すのに精一杯で音程がふらつくシーンが多かった。聞いててこっちはハラハラ。これは市井が悪いというよりもスケジュールが悪いので市井は責められないけど、やっぱライブの質ってものを考えた時、これはいかんと思う。
・そんな市井だけど、声の調子をあまり気にしなくていいようなアップテンポ系の曲では存分に楽しめた。市井にのせられた。それはとても幸せな瞬間。
・小芝居を入れたり、直樹とたいせーのソロコーナーを入れたりと、ライブとして色々趣向をこらしてきたところは評価したい。ってなんか書きかた偉そうだけど。とにかくすごくよかったと思う。ああいう工夫はすごく嬉しいものだ。
・直樹ソロギターがかっこいい。ギターをがんがん前に出す曲をどんどん増やしていっていいんじゃないかなぁ。
・なんで『がんばってみるよ』をやらへんねん。あの曲すごく好きなのにな。なっとくいかん。なんで持ち歌の中でこの曲だけやらないの?
・例のPPPHは結構控えめだったような。後ろから見てると、40%くらいの客しかやってなかった気がする。以前より確実に減りつつあるようだ。僕的にはよいことだ。
・やっぱり市井はかわいい。
さて。
率直なライブ後の感想は、『まぁよかったんじゃないかな』だった。
申し訳無いがその程度のテンションだった。不満はないけど、絶賛でもない。
なんでなんだろう。やっぱり声の出にハラハラしていた事が大きいんだろうな。
あと、これは僕の気のせいというか僕の方の問題かもしれないけれど、なんかボーカルの『気迫』みたいなものをあまり感じなかった。『おら、私の歌を聞け〜!』みたいなものを。『ついてこい!』みたいな引っ張る感覚。
キュービッククロスはバンドとしてすごくまとまってきて、レベルもあがり、さらに今回ベースとドラムメンバーが入ってさらにバンドとして勢いがでた。とくに直樹の自信満々な態度はデビュー当時とはえらい違いだ。
だけど。
だけどそれに、市井がちょっと乗り遅れてないかな。
そんな気がなんとなくした。
ボーカルはバンドの花形。前に出ようとしすぎるくらいで丁度いい。市井独特の、根拠無き自信をもって突っ走る感じをもっと出して欲しいな。
そんな風に僕は今勝手に願っている。
レポおわり
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