<二日目-2002.8.8 午後 湯原温泉> こうして、島での事件(!?)を解決し、笠岡に戻ってきた私は、ひたすら静養を欲していたのである。 |
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コレがなかなか壮観で良い。 普通の盆踊りレベルのお祭りかな…くらいに考えていたらとんでもない話である。 宿の人は「田舎のお祭りですから…」と言っておられたが、ここまでやってくれてれば、むしろ田舎のお祭りの方が楽しめるというものである。 山車と踊りは街中を三周くらい廻った後、お祭りのメイン会場となっている川辺リの広場に降りて行く。ここでもまた山車を停め、その周りを踊って廻るのである。 感動的ですらある。…こういうが雰囲気大好きなのである。 |
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普段の放浪温泉巡りであれば、宿の方には素泊まりでお願いしてあるので、地元の呑み屋さんで夕食でも取るところであるが、お祭りの屋台などが出ているのであれば、屋台での焼き鳥とか串焼き、焼そばなどをツマミにビールで充分楽しめる。 メイン会場では舞台の上で、はんざき踊りコンテストとか、演歌歌手によるステージ(大空ゆかりのようなグラマーガールのショーではなく、関西系オッさん演歌歌手であるのがちょっと残念である)、そして観光客もドキドキする豪華景品の大抽選会なども催されている。 この抽選会。なんと、おしくも一番違いで一等から外れてしまったというくやしいオマケまでがつくことになったのだが、この一等の景品が籐製の折り畳み椅子というものらしく、貰った人を見ていたらかなり巨大な箱を貰って四苦八苦していたので、もし私が当たったとしても、車にはとてもじゃないが積んで帰るのも大変だったかも…と思って、ちょっとホッとする。 花火大会などもあり(花火の会場がメイン会場から離れていて、その時だけ観客のほとんどが大移動しなければ花火が見れないというところが愛嬌ではあるが…)、青少年たちのことも考慮された夜10時頃まで祭りは続いた。 田舎に限らず、祭りといえば若者たちが集まってタムロしている光景はどこでも見られるのだが、ここの祭りでは、それほど見苦しい光景も見ることもなく、ちょっと安心。…場所によってはとんでもない連中の姿を見せられてウンザリするようなこともままあるからねぇ…。 ともあれ、かくして湯原の夜は深け、そんなこんなで、祭りを堪能しつつ、いろいろと温泉以外の夜の湯原も楽しんだりしたのであった。やっぱり浴衣っていいよなぁ…。 |